2007年9月22日土曜日

このblogの傾向

20年以上前のことを、どういう風に扱うか、ということでは試行錯誤が必要だと思う。
たとえば、今扱っている6月号では、Van Halenの扱いは大きい。当時はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったのだ。

だが、彼らがその後どういう足跡を辿ったか、僕らは知っている。
数々のスキャンダル、紆余曲折を経て、ほとんど解散した状態から、先日発表された、
Daveを再度迎えての再結成(再々、再々々?)だ。(だいぶ端折ったぞ。)

今知っていることを、全く扱わないで書くと白々しいし、その後どうなったか、ということを
中心に書くと、温故知新、栄枯盛衰、といった多少教訓めいた雰囲気になるだろう。

まあ、別にどちらでも構わないし、今後この両者を含んだ形でこのブログは進んでいくのだろうが、できるだけ、当時一読者であった私が感じた雰囲気、空気、というものを出して行きたいいと考えている。すなわち、白々しい路線をまずは優先していきたいのだ。

今の視点から書いてしまえば、やはり覚めた感覚で当時を評価することになるのだろう。
だけど、できれば当時の感覚を呼び起こしてみたいのだ。wktkしながらエアチェックをしていた、雑誌を読み漁っていた、ラジオ日本に毎週末tune inしていた、あの頃の感覚で、再度洋楽を味わいたい。何もしらない、期待感だけが支配するという感覚だ。

まあ、「あの人は今」的視点も、やはり面白いんだよね。ためしに、Nick Heyward氏の名前に、現在のURLを貼り付けてみたが、今でも活動をしていること、だいぶ様子が変わった点にはやはり驚く。まあ時間が経っているのだから、変化は当たり前だけれどね。