今、人生の変革期です。まっしぐらです。
周りの人に感謝です。ありがとうございました。
2008年6月29日日曜日
2008年6月11日水曜日
2008年6月10日火曜日
2008年6月9日月曜日
2008年6月8日日曜日
赤塚論
いつぞやか、朝日新聞に載った、丸谷才一さんの赤塚不二夫氏に関してのエッセイが忘れられない。
本では「袖のボタン」に入っています。
単なる赤塚氏に対しての愛情、現代への風刺をまとめたものではない。
丸谷さんのもっている知識をすべて掘り下げて書いたような、恐ろしいと思えるぐらいの深みがある文章なんです。読むたびにその深みが一つ一つ明らかになり、そのたびに新たな発見がある文章なんですね。
いったい、この人の頭の中身はどうなっているんだろう。確かにものすごい読書家で、恐ろしいぐらいの小説家、文筆家なのですが、それだけで言い尽くせない、怖くなるぐらいの知識を持っている。日本語論も市井の下世話な話も、すべてさらりとした、水が流れるような文章ですませてしまう。だけれども、その内容は、どんな濃厚なスープも比べものにならないほどの滋養にあふれている。滋養どころか、一滴口に含んだぐらいでも、鼻血が飛び出しそうなぐらいの勢力が詰まっている、そんな文章だ。
氏のエッセイには必ず、引用先書物が紹介されている。これをすべて読んだとしても氏にはかなわないだろう。だけれどもこの赤塚不二夫論はこれからも愛読していきたい。
こういった文章を書きたい。本当になりたい。
2008年6月7日土曜日
Gary Brooker
さて、先にAlan Parsons Projectのlimelightを貼り付けていますが、
歌うのはGary Brookerさん。
この人はProcol Harumを作った人なのですね。
60年代はまだ疎いもので、彼らの作品にも精通している訳でもありませんので、
この辺は聴きながら知識を得ているという状況ですね。
ちゃんとライブもあります。
で、このProcol Harumはこの曲で有名なのですね。
ええ、80年代にはそこそこ詳しいので、わざと彼らのバージョンを貼っています。
洋楽のこういうつながりって面白いですねえ。
点の集まりではない。必ず線ができるのです。時系列を飛び越えた線。だから、飽きないのです。
もうすぐ百回目の書き込みとなる。
したがって、初心に返りミュージックライフからひとつ。
1984年3月号。表紙はGary Moore。この号の最後の写真のひとつにYesが写る。
このころ。
多くのファンを魅了した60年台、70年代前半を経て80年代に復活した、Yes。
今でも現役だけれど、アルバム90125以降はそのファンを喜ばせたり、がっかりさせたり、本当に紆余曲折の多いバンドです。Talkなんて、がっかりアルバムと呼ばれたりしていた。
ASIAの流れといい、尾念のプログレ人がポップスの領域に伸びてきているのは面白いのですが、この辺が賛否分かれるところなんですね。
2008年6月3日火曜日
2008年6月2日月曜日
舌足らず
どうも昨日書いたことは、舌足らずなんで補足。
要は、「ある特定のジャンルを代表するバンドだからといって、それだけで崇め奉られることもないし、それだけで貶められることもない」ということ。できれば、そういう評判だけじゃなくって、聞いてから判断しようよ、ということ。こういうこと書くと、音楽ジャーナリストをすべて否定するように読めますが、そんなつもりはないのですよ、と苦しい言い訳をしてみる。
でも、昨日ようつべで、Rainbowの絵を探していていい言葉に出会った。
Rainbowはパワーメタルを初めて世に送り出したバンドだってこと。
この曲のことですね。
すげえ、世界にはこんなのがいるんだよ!!
2008年6月1日日曜日
再評価
レインボーの再評価が個人的に進んでいるんですねえ。
レインボーは、某音楽誌の思い入れが強くて、聞く人、その個人なりの意見、感想が持ちにくいバンドなんですね。どうも雑誌の影響が強いのですよ。
したがって、その雑誌が扱うジャンルの音楽が嫌いな方々からは、そのジャンルの代表格のように思われていて(もちろん、そうなのだけれど)、特に激しいバッシングやイグノラントがあるように思えるのです。
でもねえ、そんな偏狭な扱いをされるバンドでは決してない。
最近よくに聞いているのは"Gates of Babylon"なんですが、これ、ロックというジャンルを軽く超えているところもあるように感じられる。
特にギターソロの部分なんか、神々しさまで醸し出すような雰囲気で、この曲はまずギターソロから作られたのでないだろうか、と思えるぐらい、この曲の重要な部分だと思うんですね。
できるだけ純粋に聞こうとするとなると、どうしても雑誌の影響が障害になる部分があるんです。リッチー、ロニー、コージーの三頭政治(英語ではHoly trinityとあった。)とかそういう謳い文句で扱われる場合が多い時期で、そういう風に言いたくなるのもわかるのですが、
やっぱり、自分でどう感じるか、どう評価するのか、ということを考えると、どうしても邪魔に思えるところもあるんです。
曲の評価は千差万別。人の評価も千差万別ですが、できれば自分の考えを前面に出して味わいたいですね。記事や雑誌は参考にはなりますが、それに支配されないよう、できる限り踏ん張っていたいと思います。