”宣誓!今、アメリカはヘヴィメタル”と題して、伊藤セイソク先生の熱い原稿が読める。
83年ごろから、Motoley Crueなんかが活動するなどしてたし、84年はデフレパをはじめ、メイデン、プリーストががんばっていたから、その萌芽があったんだけれど、それが、とうとう、アメリカでも火がついた、ということ。ここでは、セーソク先生は、シーン到来の預言者としても活躍されたのです。評論家の面目躍如。
西海岸、東海岸、中央部と、地区ごとにバンドが紹介されているのが、興味深い。でも思いっきり端折って、バンド名だけ列挙する。
- Joshua ロックトゥデイではおなじみだった。泣きの名曲。
- Hellion
- Great White
- Leather Angel お姉さんバンド。
- Warlord
- Ratt ある意味、悲劇のバンド。
- Virgin Steel
- Savatage
- Head On さすがにマイナーすぎ。よくわからん。
- Manilla Road 古きよき、めたるのかほり。
セイソクさん、本当によく集めますよねえ。まあ、この後一時代を築くバンドもあるわけだから、審美眼もたいしたものだと思いますよ。プロだよねえ。
これらのバンドは、まだマイナーな存在であったのだから、名前も知らないバンドがあって当たり前。
でも当時のメタルの熱狂を考えれば、どういう音を出していたのか、気になることも確か。
このあたり、メタル野郎どものマニア感覚をくすぐる材料も多い、いい特集だと思います。今読んでも面白いもん。こういう、シーン全体を概括する評論というのは、今ではあまり無いかもね。
Warlord発見。
Hellion発見。
超マニア!
Leather Angel発見。
あるのがすごいよ。
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