2007年10月12日金曜日

最終グラビア

さてさて、1983年10月号の最後の特集、白黒グラヴィアですが、タイトルは
毒をもって、ロックを制す「枯れ木に毒を咲かせましょう」です。

80年代洋楽の黎明期に「毒」と表現されたアーティストは以下のとおり。

Elvis Costello & The Attractions


きらびやかなイギリス勢の中で、少し時間を戻したような音楽(と言ったら、語弊があるかもしれぬが)の彼らは、毒と表現されてもおかしくないかな?

Killing Joke


この時代というよりも、メタリカがカバーしたことで、再認知されたというのは皮肉かもしれない。

Kiss


エースが抜けた後、素顔をさらした"Lick it Up"を発表するまでの時。
「もう、彼らは終わった」感が蔓延していたように感じていたが、なんのなんの。

Motley Crue


US フェスティバルで、まともに演奏できないという醜態を現した彼ら。
ここで踏ん張ったのが、LAメタルの隆盛につながったか?

Twisted Sister


80年代メタルの代表格の彼らも、このときはまだマイナー扱いだった。stay hungryのブレイクまで、もう少し時間がある。

The Specimen


残念だけれど、よく知りません。ボジパンの代表格と書いてある。

The Creatures


Siouxie & The Bansheesのスージーと、バッジーによる、第二プロジェクトとある。
どうしてもパンクには疎いのだが、持っていれば、結構なプレミアムがついてそうな予感。

Peter Gabriel


毒という表現はよく言い表しているような気がする。

Hanoi Rocks


北欧といえば、ABBAという認知が依然強かった頃だと思う。
彼らの出現は、メタル、パンクの垣根を越えていたと思う。だからこそ、そのどちらにも幾分取っ付きにくい印象があったのかもしれない。

Simple Minds


毒、かなあ?

Frank Zappa


これは、毒でしょうねえ。グラビアには、しっかり、Steve Vaiも写っています。


今号は以上で。でも、また何か追加するかもしれん。