読みましたよ、ええ。
世の中には読むことを避けられない本があって、経済学における資本論もその中の一つです。
でも自分は読んでません。○経の講義はありましたが、その際は、ソ連が崩壊した翌年です。
いきおい、資本論のことを軽々しく考えていました。
で、導入としてこの本を手に取ったわけです。いまからでも、経済の勉強をするのですよ。
読んでみて思ったのは、価値の考え方だと思います。
労働価値説については、アダムスミスさんも言っていましたし、その考えに、マルクスさんも賛同するわけですね。翻って現代、労働価値説は軽んじられている、というか限界価値説が有用に扱われている気がします。それでは、労働価値説はあてはまらないのか。そんなことはないのでしょう。では労働価値説を一体どう考えれば良いのか。
間違いなく、この点が考え方の違いの原点なんだと思います。
物品、サービスの価値とは何か、この問題には惹かれるものもありますが、根本的な問題だからこそ難しい。素人が触るところではないのかもしれません。
でも、考えることならば大丈夫だよね。
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