2008年5月19日月曜日

Cheap trick論

いやあ、やっぱり、時代はチープなのですよ。

好きなバンドのひとつなのですが、
その魅力は、説教臭くない、というところなのですよ。

もともと美形の二人と、コミカル担当の二人のコントラストが見事なバンドなのですが、
その美形も偉ぶることなく、きちんとバンドの仕事をしている点がいい。
活動自体も地味なものなのでしょうが、危機も乗り越えて未だに活動をしているという点が
何よりもすばらしいのですよ。

もちろん、最初にヒット曲、名アルバムがあるから、その後の活動はこれら遺産に載ったものともいえるのですが、彼らは未だにアルバムを発表しているし、自分たち中心で曲を作っているのです。

変にシーンを気にすることなく、自分たちの方針を曲げずに活動を続けることは難しいですよ。それをごく当たり前にやっている彼らはそれだけでレスペクトできる存在です。


えばらない、説教しない、地道な活動。ここがすごいのです。