2008年5月25日日曜日

読書中。

「敗者の条件」読了。恐ろしいぐらいに敗れた理由をあぶりだす本。
ここまで書くか、といいたくなる記述も多い。

筆者は西洋歴史学者であり、作家や日本史研究者とは一線を画す。

覚めた記述が学者の本懐なのか、筆者の戦争体験がそうさせているのか、
身震いを覚えるような記述さえある。ここまで覚めた視線を持つに至った理由はなんなのだろうか?