2008年5月27日火曜日

オジギソウから薬物発見

ねむのき科、多年草で熱帯アメリカ原産であるオジギソウから、人間に覚醒作用を及ぼす薬物が検出されたと、国立医科学研究所が28日、発表した。
人間体内に摂取されると、滞留時間が長く、幻覚作用を及ぼす恐れがあることから、厚生労働省では、今後オジギソウの駆除に乗り出す考えであると発表したため、気軽に楽しめる植物として人気のあったオジギソウが、無くなってしまうと懸念する声が上がっています。

この物質はアルファ-オジギトシンとよばれ、体内に入り込むと覚醒作用、緊張作用を起こすことがあると指摘されています。特に腰部の筋肉への緊張、弛緩に与える影響が強く、いったん発作が始まると、緊張、収縮が繰り返され、本人の意識と別に、まるでお辞儀をしているような動作を繰り返すことがあると発表されています。

このため、特に営業マン、政治家の間で、オジギソウの大量摂取の恐れがあるため、やむなく駆除を検討することになったとのことです。

筋肉への影響ばかりか、ありもしない顧客、無党派層の幻覚が出てくるとの研究も公表されており、身近な植物に潜む危険性を指摘する専門家もいるとのことです。

2008年5月27日