2008年6月1日日曜日

再評価

レインボーの再評価が個人的に進んでいるんですねえ。

レインボーは、某音楽誌の思い入れが強くて、聞く人、その個人なりの意見、感想が持ちにくいバンドなんですね。どうも雑誌の影響が強いのですよ。

したがって、その雑誌が扱うジャンルの音楽が嫌いな方々からは、そのジャンルの代表格のように思われていて(もちろん、そうなのだけれど)、特に激しいバッシングやイグノラントがあるように思えるのです。

でもねえ、そんな偏狭な扱いをされるバンドでは決してない。

最近よくに聞いているのは"Gates of Babylon"なんですが、これ、ロックというジャンルを軽く超えているところもあるように感じられる。
特にギターソロの部分なんか、神々しさまで醸し出すような雰囲気で、この曲はまずギターソロから作られたのでないだろうか、と思えるぐらい、この曲の重要な部分だと思うんですね。

できるだけ純粋に聞こうとするとなると、どうしても雑誌の影響が障害になる部分があるんです。リッチー、ロニー、コージーの三頭政治(英語ではHoly trinityとあった。)とかそういう謳い文句で扱われる場合が多い時期で、そういう風に言いたくなるのもわかるのですが、
やっぱり、自分でどう感じるか、どう評価するのか、ということを考えると、どうしても邪魔に思えるところもあるんです。

曲の評価は千差万別。人の評価も千差万別ですが、できれば自分の考えを前面に出して味わいたいですね。記事や雑誌は参考にはなりますが、それに支配されないよう、できる限り踏ん張っていたいと思います。