2008年10月26日日曜日

諧謔。

欧米と日本の音楽の違いって、やっぱり、批判精神、諧謔にあるのだと思うのです。
ボノ、みたいに政治に介入する人もいるわけですが、他にも政治的なバックグラウンドを持つグループもありますし、政治、経済、社会を相手にする、土壌というのがあるのではないでしょうか。

日本の場合、J-POPとして、かなり楽曲のクオリティは高くなっていると思います。でも歌詞の内容は歌謡曲の延長なのか、恋愛を題材にしたものが多いですね。

悪い事はないですが、社会に訴える曲、政治的に物議を醸し出すようなものはまだないですよね。こういうところはフォークソングなどに適わないわけですが、先日の清原さん引退セレモニーのように、完全に主役を食っちゃった元フォークシンガーもいるのですから、一概にフォークが社会に対抗しているとは言えないのかも知れません。

お姉ちゃんたちのパンチラもそりゃあ、気にならないことはないですが、こういう話題だけではやはり寂しい。もっと、主張するJ-POPというのを聴きたいですね。

今の時代、音楽が持っている力を発揮してほしいと考えています。




この人たちもかなり政治的。まあ、かなり曲がっていますけれども。