2007年11月12日月曜日

1980年代に

MTVはじめ、「音楽の商業化」が完成したのもこの時期なんでしょう。
80年代後半には、プロデューサーの影響も強くなったりしたので、
歌手や、アーティスト、そのものよりも、音楽市場を狙い撃ちするかのような
新人がわんさか出てくるようにもなるのです。
(かたや、グランジのように、その時代を象徴するような「音」が出てくるのも事実ですが)
この商業化が、2000年に入っても続いているんですね。
よいも悪いも、「消費される音楽」の誕生といってもいいのかもしれません。
70年代以前の音楽が、クラシックスとして扱われますが、80年代は、これとも一線を引いて扱われているような気がしますね。
音楽がリスナーを選んでいた時代から、リスナーを選んだ(マーケティングした)音楽が出てきたと言い換えてもいいのでしょう。
どっちが聴いていて面白いか。自明かもしれませんよ。