2008年2月9日土曜日

影響力を持った曲

洋楽、邦楽を問わず、その時、その時代の文化、風俗に影響を与える曲、音楽というのがなくなった感じがする。
いろんな理由があるのだろう。もちろん、あたし自身の思い過ごし、気のせい、というのもあるだろうが、その年を代表するメロディ、歌詞というのは減っているような気がする。
去年で言えば、千の風、とかおしりかじり、ぐらいがその代表曲となるのだろうが、他にあるかなあ。
歌謡曲としても、洋楽としてもこれがあるじゃない、といえる曲が無い。そう思えてしまう。

CMソングや、ドラマの挿入歌でも昔の曲が使われる頻度が増えてきたように思える。
タイアップソングも一息ついたという事なのでしょうか。

昔はよかった、というだけですまないような気がする。NHK紅白歌合戦が低調なのも、邦楽全体が落ち込んでいることの反映とも考えられるし、今話題の歌手の代表曲がそもそも分からない、というのはかなり深刻な状況だと思う。

商業主義が個性を殺して、歌手の類型化を招いている、という面もあるのかなあ。飛びぬけた人たちというのが、表にでてこないし、活発なのはインディーズ、という状況も分かるような気になってしまう。

平和ソングは「イマジン」だけではないし、メッセージソングはU2とレイジだけのもではない。もっとその年に影響を与えた、代表する曲がもっと出てきてほしいと思います。